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◆水ノ上成彰 委員 皆さんお疲れさまです。水ノ上です。よろしくお願いいたします。 東日本大震災が2011年に発災いたしまして、3月11日に発災いたしまして14年がたちました。2万2,325名の死者・行方不明者がいらっしゃって、改めて御冥福をお祈りしたいというふうに思います。 この3月11日に東日本大震災追悼復興祈念式というのがありました。厳かな式典だったんですけれども、その中で、石破茂首相は居眠りをしてたというようなことが報道されておりまして、緊張感のない姿にがっかりをしたわけですけれども、30年前の阪神・淡路大震災のときが村山富市首相でした。そして、14年前の東日本大震災のときは菅直人首相、いずれも緊張感のない首相のときにこういう大震災が起こったと。私は根拠はありませんけれども、石破首相の居眠りをする姿を見てて、これ本当に今年大きな南海トラフ地震でも起こるんじゃないかなというような危機感をすごく持ちました。根拠はありません。しかし、南海トラフ大地震が発生する可能性は、今後30年で80%という非常に高い予想ですので、いつ起こってもおかしくない。それに対する備えをしておかなければならないというふうに思います。 今日の質問は、堺市民の犠牲者ができるだけ少なくなるように、そういう観点から質問したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 南海トラフ地震を想定した要支援者の避難についてということで今日はお伺いしたいと思います。 1月26日に、浜寺校区で防災ミーティングが開催をされました。参加者は50名程度でした。危機管理室からは防災課長が講話をいただきまして、その後、浜寺小学校の小学生の防災学習の発表。続きまして、要配慮者・要支援者を安全に避難させるためにはと題しまして、グループワークが行われました。私も参加をさせていただきましたけれども、非常に熱心にミーティングをされた。 そこで、南海トラフ巨大地震では、多くの死者が想定されておりますけれども、まず、市全体の人的被害及び西区の人的被害についてお伺いしたいと思います。 (井関貴史委員長、白江米一副委員長に替わり委員長席に着く) ◎小山 防災課長 南海トラフ巨大地震が発生した場合における本市の被害想定は、市内の大部分で震度6弱を観測し、人的被害としまして、市全体で死者6,103人、このうち津波による死者は6,032人、負傷者は1万3,104人でございます。西区における人的被害は、死者が2,418人、このうち津波による死者は2,405人、負傷者は4,309人でございます。以上でございます。 ◆水ノ上成彰 委員 写真でお示ししました。これは防災課長が講話いただいてる姿です。このような感じで講話をいただいたんですけれども、今御説明をいただきました中では、相当数の死者が発生するという予想ですけれども、別途、大阪府から発表された被害想定は、迅速に避難した場合の想定もあるというふうにお聞きいたしておりますけれども、そのときの想定はどのようなものになっているでしょうか。 ◎小山 防災課長 大阪府では、全員が発災後すぐに避難を開始した場合、本市の津波による死者数はゼロ人との想定を公表しております。以上でございます。 ◆水ノ上成彰 委員 ゼロ人という想定をしてるということですけど、幾ら何でもゼロ人というのはないだろうというふうに思いますが、しっかりと避難計画を立てることが必要と、こういう甘い想定ではなかなか人の命は救えないというふうに思います。 そこで、本市の津波避難の基本方針についてお伺いしたいと思います。 ◎小山 防災課長 本市の津波避難に関する基本的な考え方は、地震発生後1メートルの津波が到達するまでの約100分間に、JR阪和線を目標に、東の高いところへ徒歩で緊急避難いたします。また、避難が遅れた方や、遠くまで逃げることが困難な避難行動要支援者などは、津波避難ビルなどへ避難いたします。以上でございます。 ◆水ノ上成彰 委員 今の基本方針については今まで何度もお聞きしておりますし、他の議員からも質問があったというふうに思います。 ここからが本題ですけれども、本市が定める避難の基本的な考え方で、発災後すぐに避難すれば死者数を大幅に減らすことができることになる。これはもちろんそのとおりだと思います。ただ、すぐに逃げられない避難行動要支援者について、どのように取り組んでいるのか、お答えいただきたいと思います。 ◎小山 防災課長 内閣府が令和3年5月に改定しました避難行動要支援者の避難行動支援に関する取組指針において、避難行動要支援者を対象に、計画作成の優先度が高いと判断するものについて、おおむね5年程度で個別避難計画を作成するように努めることと示されております。 本市では、避難行動要支援者の避難支援を図るために、身体等の状況や、避難場所、避難経路のほか、避難支援等を実施する方の氏名、連絡先などを記載した個別避難計画の作成に取り組んでおり、避難行動要支援者本人の心身の状態や、地域から特に優先度が高い方、約400人を抽出しております。職員がケアマネジャーなどの福祉専門職や地域包括支援センター等の関係機関と一緒に家庭訪問を行い、収集した情報を基に協議しながら、個別避難計画の作成を進めており、令和7年1月末時点で、制作中を含めまして369名の方で今実施を進めております。以上でございます。 ◆水ノ上成彰 委員 個別避難計画の策定が非常に大事だということがよく分かりました。既に優先度が高い方の400人を抽出しているということも分かりました。 そこから、この間の1月26日のミーティングでも様々な意見が出たんですけれども、こういう形で、まずどなたがそういう支援が必要かということを多く周知することが必要だろうと。あそこにそういう体を悪い方がいらっしゃる。それを知っていて、いざというときにはその方を誰が助けに行くのか。その人の選定が必要だろうと。また、どこに避難させるのが有効か。JRの東側に逃げろと言いますけれども、全員が全員、また、家が倒れたり、また、浸水してるかも分からない。そういう中で、皆が皆遠くに避難できるわけではない。その人の命を助けるためにはどこに避難させることが大事かということも必要だと。様々な形で、こういう形で皆さんが発表されたわけですけれども、そこで、支援に取り組んでおるのは分かりますけれども、地域でも、今申し上げたとおり、防災ミーティングなどで避難行動要支援者の把握や、誰をどこに避難させるのか。避難方法などの課題があると思いますが、今後の取組についてお伺いしたいと思います。 ◎小山 防災課長 要支援者の中には、福祉サービスの利用がない方や身体的状況から複数の避難支援者の協力が必要な方、災害事象に応じて避難場所となる受入先の調整が必要となる方など様々な方がいらっしゃいます。個別避難計画の作成には1件ごとに時間を要しますが、健康福祉部や福祉専門職等との連携により、今後も要支援者個々の状況に応じたきめ細やかな対応を行ってまいります。 私も浜寺校区の防災ミーティングに参加させていただきまして、非常に熱心に熱のこもった議論をされておりました。避難行動要支援者の対策が本当に地域の課題として御認識なされているということを非常に実感いたしました。このような防災ミーティングなどや、また、訓練などを通しまして、地域で要支援者の避難方法などを確認するということは大変有効で、地域防災力向上につながるものであるというふうに考えております。引き続き、地域の共助力を高める取組を区役所とともに進めてまいります。以上でございます。 ◆水ノ上成彰 委員 私はその防災ミーティングの中でも皆さんの前で申し上げたんですけれども、まず、先ほど400人の抽出をされているということですけれども、それを堺市、堺区、また西区の海岸沿いの校区で、全ての校区でそういう抽出を行うということ。それを、引っ越しをしたりお亡くなりになったりすることがあるので、1年に1回ぐらいアップデートをして、最新の名簿を備えておくことが必要だと。それと、いざというときに誰がその方を助けに行くかということをあらかじめ決めておくことが大事だ。それも、いつ起こるか分からない。お昼起こるかも分からないし、夜起こるかも分からない。ですから、2人、3人と助けに行く人を選んでおくことが大事だろうと。1人は仕事をして帰ってこれないから、その代わりに誰かが助けに行くとか。そういうことをしっかりと計画の中に盛り込んでおくことが必要。そして、先ほど申し上げたように、どこに避難させるか。垂直避難がいいのか、水平避難がいいのか。個別個別で判断をして、近くに避難場所があればそこにすぐに避難させる。遠いところにあれば、車椅子や担いで近くの高いところに避難させるとか。いろいろ個別に具体的に計画していかなきゃならないというふうに思いますので、それをしっかりと計画を立てる。最後に、その想定の下で具体的な避難訓練をすると。実際にその方を連れ出して、数人で避難場所に避難させるというような、実際のそういう行動をするということをして初めて生かせるだろうと。 先ほど、大阪府では、早く逃げれば想定死者数ゼロと言いましたけれども、そのためには、よほどしっかりとした計画を立てて訓練をしなければ、それは無理だというふうに思いますので、その点を、最終的には自助・共助が大事ですけれども、その共助のための計画のためには、行政がしっかりと指導、そして、推進するような助言が必要だと思いますので、そういう点からもしっかりと取り組んでいただきたいなというふうに思っております。 先ほど申し上げたとおり、今のこの取組は浜寺校区の取組でしたけれども、この取組が、堺区、西区の全ての小学校校区でこのような取組をされることが私は非常に必要だと思いますので、皆さんからも、ほかの校区にもそういうお知らせをしていただきたいなというふうに思っております。 最後になりますが、市民人権委員会で今年1年間大変お世話になりまして、ありがとうございました。今年3月で定年退職、役職定年されるという方も何人かいらっしゃるということですので、本当にこの間、堺市のために御尽力いただきましたことを心から、感謝御礼を申し上げたいというふうに思います。これからは、退職されてからも様々な場面で御活躍いただき、我々とともに、さらに堺市の成長のため、また、安心・安全の堺を共につくっていくという、そういう思いとともに一緒に行動していただければというふうに思います。我々も今後も頑張りますので、これからも定年退職される方も堺市のために御尽力いただくことを申し上げまして、私の今日の質問とさせていただきます。どうも御苦労さまでした。ありがとうございました。 |
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