本文へスキップ

水ノ上成彰は堺市西区選出の堺市議会議員。

TEL. 072-263-0333

〒592-8348 堺市西区浜寺諏訪森町中3丁272-2

堺市議会報告 議会発言集CONCEPT

令和7年3月25日 大綱質疑(緊急質問)

堺市と堺市女性団体協議会の訴訟について

◆47番(水ノ上成彰君) (登壇)皆さん、お疲れさまです。日本保守党の水ノ上成彰です。緊急質問を行います。

 まず、緊急質問に御同意いただきましたことありがとうございます。私も3月21日に大阪地裁から判決が出ました堺市と堺市女性団体協議会の訴訟に関連した質問を行います。よろしくお願いいたします。

 昨年令和6年6月6日、私は市民人権委員会で堺市男女共同参画センターにおける堺市女性団体協議会占有問題についてと題して、堺市が堺市女性団体協議会を提訴した趣旨、経緯等について質問いたしました。

 堺市女性団体協議会は1948年に発足され、第4代委員長に故山口彩子市議会議員が、第5代委員長に山口典子堺市会議員が務められた由緒ある団体であることは周知の事実でございます。

 その堺市女性団体協議会と堺市が2年にわたり裁判で争い、3月21日に大阪地裁で判決が出ました。

 昨年6月6日の市民人権委員会の質問で私はこのように締めくくりました。この問題は根が深い。まだ問題は残されている。今後機会があればさらに議論をしてまいりたい。このたび大阪地裁で判決が出たことにより、このような緊急質問という形で質問の機会を得たことは誠に時宜を得たものであり、緊急質問にふさわしい質問をしたいと考えております。

 それでは質問をいたします。

 令和7年3月21日大阪地方裁判所において、男女共同参画センターに係る訴訟の判決の言渡しがありましたが、そもそもどのような争いがあったのか、また判決内容についてお答えいただきたいと思います。

 これで降壇いたします。

○議長(田渕和夫君) これより答弁を求めます。

◎市民人権局ダイバーシティ推進監(黒田一未君) 堺市立男女共同参画センターにおきまして、センター1階連絡室、センター1階ピロティー正面植栽部分の一部の土地及びエントランスホールの一部を対象物件とする堺市女性団体協議会からの行政財産目的外使用許可申請につきまして、本市が不許可決定処分を行ったことなどに関し本市と堺市女性団体協議会で訴訟が行われ、堺市女性団体協議会の請求は却下、本市の主張が認められました。

 主な判決内容といたしましては、堺市女性団体協議会は本市に対し堺市立男女共同参画センター1階連絡室を明け渡し、令和5年1月1日から令和7年3月31日までの行政財産目的外使用料相当の金員を支払うこととされました。また、堺市女性団体協議会のセンター1階連絡室、与謝野晶子の歌碑が設置されているピロティー正面植栽部分の一部の土地及び与謝野晶子像が設置されているエントランスホールの一部を対象物件とする行政財産目的外使用許可決定を求める請求が却下されました。以上でございます。

◆47番(水ノ上成彰君) 議長。

○議長(田渕和夫君) 47番水ノ上成彰議員。

◆47番(水ノ上成彰君) スクリーンの1をお願いいたします。

 これは3月21日判決の当日出された朝日新聞ニュースです。朝日新聞ニュースではこう書いています。大阪地裁は堺市に裁量権の逸脱はないとして、市の求めどおり堺市女性団体協議会に立ち退くよう命じた。団体側は判決を不服として控訴する方針というふうに書かれておりました。

 堺市が目的外使用の不許可決定処分を行ったことは堺市の裁量権の範囲だということが判決で認められたということでした。

 続けてスクリーンの3をお願いします。

 これも朝日新聞ニュースですけれども、判決は晶子像について団体の所有物とした上で、連絡室を継続的に使っていることに付随して設置が認められたとし、立ち退きとなったからには設置の前提を欠くと指摘された。撤去を求めた市の判断には合理性があると結論づけたとあります。

 このように、立ち退くよう命じる、また晶子像また歌碑については撤去をするというふうな判決が下りたわけでございます。

 先ほど御答弁いただきました中で、堺市女性団体協議会が堺市に支払いを命じられた令和5年1月1日から令和7年3月31日までの行政財産目的外使用料というのはどのぐらいのものなのか、お答えいただきたいと思います。

◎市民人権局ダイバーシティ推進監(黒田一未君) 令和5年1月1日から令和7年3月31日までの行政財産目的外使用料相当額は129万9,613円です。以上です。

◆47番(水ノ上成彰君) 議長。

○議長(田渕和夫君) 47番水ノ上成彰議員。

◆47番(水ノ上成彰君) 御答弁いただきました金額は27か月で約130万円の使用料を払えという判決でありました。130万円を27か月で割りますと、約1か月4万8,000円余りとなります。まさしく使用料のみを払えというようなあれで、その間、これから質問いたしますけれども、堺市があそこでやろうとした事業、その事業によって堺市の市民が得た利益等々が別に勘案されているわけではありません。ただ単に使用料を払えというような判決でございました。

 それでは続けて質問いたしますけれども、令和5年4月から男女共同参画センターに指定管理者制度を導入することを契機として、指定管理者は1階連絡室部分を使用してどのような事業を予定しておったのか、お答えください。

◎市民人権局ダイバーシティ推進監(黒田一未君) センター1階連絡室部分につきましては、令和5年4月から指定管理業務として男女共同参画に関する情報図書コーナー及びテレワークチャレンジコーナーを設置するほか、男女共同参画関係のパネル展示を実施する予定でありました。

 情報図書コーナーでは、住民が男女共同参画への理解を深め、自ら学ぶことのできる場を提供し、地域において男女共同参画を推進する住民の主体的な学習や活動を支援するものでございます。

 また、新型コロナウイルス感染症の拡大が契機となり、テレワークの導入やオンラインの活用が進み、多様で柔軟な働き方に関する新たな可能性がもたらされており、テレワークの活用を一層促進し、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組を着実に推進することが求められていることから、利用者が自由に使用できるテレワークチャレンジコーナーの設置を予定しておりました。以上でございます。

◆47番(水ノ上成彰君) 議長。

○議長(田渕和夫君) 47番水ノ上成彰議員。

◆47番(水ノ上成彰君) ダイバーシティ室では令和5年4月から今御答弁あったような事業をする予定であったと。2年間そのような事業ができなかった。それはなぜかというと女性団体協議会が立ち退きをしないからということであります。

 女性団体協議会は自分ところの団体の利益を優先して市民の利益を後回しにしているとも言えます。

 スクリーン2をお願いします。

 これも3月21日の朝日新聞ニュースですけれども、これも判決ですが、判決は堺市が名古屋や札幌市など19か所の男女共同参画センターを視察したところ、いずれのセンターも関連図書を集めた部屋を設けていたとし、連絡室を使うことはセンターの設置目的を達成するための事業で必要性が認められると判断したとなっております。

 当局に聞きますと、19か所全部には視察行ってないと、照会をしたところもあるということなので、このあたりは報道と少し差異があるようですけれども、ただそういう男女共同参画センターではそのような関連図書を集めた部屋を設けることが市民の利益になるということで設置しておるらしいです。

 そういうところから、2年間そういう事業ができてこなかったということは、ひとえに市長が提訴したわけです。議会の承認も得た上でやった。それがかなえられなかったということで市民が不利益を得たということになります。

 何度も申し上げますけど、この間1階連絡室において男女共同参画に関する情報図書、テレワークチャレンジコーナーが設置できておらず、市民の利益が不当に阻害されているこのような状態は速やかに解消されるべきであると思いますが、今後の本市の対応をお伺いしたいと思います。

◎市民人権局ダイバーシティ推進監(黒田一未君) 現状におきましては、相手方より控訴の可能性もございますので、今後の対応は判決内容を踏まえ、状況を注視した上で検討してまいります。以上です。

◆47番(水ノ上成彰君) 議長。

○議長(田渕和夫君) 47番水ノ上成彰議員。

◆47番(水ノ上成彰君) 先ほど報道にありましたように、控訴の可能性があるということですので、それを考えた上で今後の対応をするということはよく理解できます。

 ここで、昨年の6月の市民人権委員会でも私が取り上げたこの問題についてここで議論したいというふうに思っております。

 それはスクリーン4をお願いいたします。ちょっと大きくしてくださいね。

 この表は昨年の6月に行政経営課がつくっていただいた表でございまして、堺市女性団体協議会から委員の選出を受けている附属機関、つまり協議会や審議会等でございます。聞くところによると11ありまして、上から読み上げると1番は堺市国民保護協議会、これは危機管理室所管、2番は堺市防災会議、これも危機管理室所管、3番目は堺市人権施策推進審議会、これは市民人権局所管、4番が堺市男女平等推進審議会、これも市民人権局所管、5番堺市環境審議会は環境局所管、6番の堺市社会福祉審議会、7番の堺市地域包括ケアシステム審議会、8番の堺市国民健康保険運営協議会、9番の堺市がん対策推進委員会、10番の堺市健康施策推進協議会、これはいずれも健康福祉局所管、最後の11番が堺市子ども子育て会議ということで、子ども青少年局所管というのが11あります。

 そのとき去年の6月にも申し上げたんですけれども、市長が裁判をする、女性団体協議会側からも提訴をする、そういう裁判中の協議会に対して、相手方に対して、このような大切な審議会、協議会の推薦依頼をするのは私はいかがなものかというふうに申し上げた。そのときはもう市民人権委員会でしたので、ダイバーシティ推進監に答弁いただいたのは法的には問題ないという御答弁でしたけれども、法的に問題なくても道義的に問題があるのではないか。市長が提訴をしたにもかかわらず向こうも提訴をして訴訟合戦になってるにもかかわらず、そこにお願いをする。市長が出席するような審議会、協議会もあるわけです。そこに女性団体協議会の委員長と堺市長が一緒に机を並べる場合もある。そういう状況は必ずしも好ましいものではない。

 ですから私はそのときに、せめて裁判が終わるまでは、任期まではいいですけれども、次の任期は堺市女性団体協議会に推薦を依頼するのをやめたらどうかということを申し上げた。それは市長にも申し上げたんですけれども、市長の御答弁はこういう御答弁でございました。

 審議会等の委員は、それぞれの設置目的等を踏まえて識見や経験を有する人材を選任することとしています。全ての審議会等において、これまでの委員構成にかかわらず、推薦を依頼する理由や必要性を明確にした上で広い視野を持って人材の推薦を依頼する団体を選定しますということで、私が質問した内容に必ずしも合致するわけではないんですけれども、一般論でお答えになった。

 それ以上、私は裁判中ということで、判決が出るまではそれ以上詰めて話をすることはないだろうということで、そこで質問をやめたわけですけれども、今回3月21日に判決が出て堺市が勝訴をした。そして報道によると女性団体協議会は控訴するかも分からないという状況でございます。

 さて、これを見ていただきますと、左に丸をしてあるところ、堺市国民保護協議会は、令和7年の6月30日に任期満了となる。堺市防災会議も6月30日に任期満了。3番目の堺市人権施策推進審議会は8月31日に任期満了。5番の堺市環境審議会は6月30日に任期満了。9番の堺市がん対策推進委員会は6月30日に任期満了。10番の堺市健康施策推進協議会は6月30日に任期満了。最後の堺市子ども・子育て会議につきましても、今年の8月11日で任期が来るということで、7つの附属団体、協議会、審議会について任期が来る。

 これについて今後控訴するかどうかはまだ今の段階では明らかではありませんけれども、控訴したら市長が頭を下げて女性団体協議会にまた推薦依頼をするのかどうか、それをよしとするのかどうか、それをしっかりと考えていかなければならないというふうに思います。

 判決が出たところで、また市のほうも当局のほうもこれから議論をしていただけるということを期待して、答弁は求めませんけれども、ただあっという間に任期満了が来る。危機管理室長、市民人権局長、環境局長、健康福祉局長、子ども青少年局長、こういう局にまたがってくるわけですけれども、市長としっかりと議論をしていただいて、この審議会の推薦依頼をどうするのか考えていただきたいというふうに思います。

 私は何度も言いますように、堺市女性団体協議会が控訴した場合は今後の審議会・協議会委員の推薦はやめるべきだというふうに思っています。これは9月議会になるか分かりません。結果によっては皆様方にそれぞれ局長及び市長一人一人に質問をし、御答弁いただくことになるかも分かりませんが、どうかそのことを勘案した上で、非常に大事なことですので対応していただきたいと思います。

 最後になりますが、堺市女性団体協議会は由緒ある団体です。多くの堺市民の利益のためにも晩節を汚さぬよう、このあたりで矛を収めて大阪地裁の判決に従うべきであると忠告を申し上げ、私の質問を終わります。

◆38番(山口典子君) 議事進行。

○議長(田渕和夫君) ただいま議事進行の発言がございましたので、発言を許します。38番山口典子議員。

◆38番(山口典子君) 発言のお許しをいただきましてありがとうございます。

 議事進行の理由を申し上げます。

 ただいまの水ノ上議員の発言につきましては、今回の裁判の判決に対する堺市女性団体と堺市との関係を超えて、議員として堺市女性団体協議会の名誉を著しく傷つけかねない発言であります。あれもこれも一緒くたにしてこのような発言を議員としてされること、私は正当に抗議をさせていただきたいと思います。議長からの注意を求めます。

○議長(田渕和夫君) ただいま山口典子議員から発言がございました。47番水ノ上成彰議員の質問の中で特定の団体等々に関連する発言がございましたことは、できれば御注意をお願いしたいこういうふうに議長から、また発言を控えていただきたいというふうに議長から申し上げたいと思いますので、よろしくお願いします。47番水ノ上成彰議員。

◆47番(水ノ上成彰君) 今、山口議員からそういう話がありましたけれども、一体どの部分を指して女性団体協議会の名誉を汚したのか、そういうことが分かりませんので、できることならその部分をお教えいただきたいと思います。

○議長(田渕和夫君) 先ほどの議事進行の話の内容についてはお聞かせいただきました。そして議長は発言いたしました。これについての質問ということはここではございませんので、引き続き水ノ上議員からの質問を継続していただきたいと思います。47番水ノ上成彰議員お願いします。

◆47番(水ノ上成彰君) 質問は終了いたしました。先ほど。

○議長(田渕和夫君) もう終了ですか。いいですか。

◆47番(水ノ上成彰君) そうです。

○議長(田渕和夫君) 分かりました。ではこれをもって緊急質問を終わります。

バナースペース

水ノ上成彰 事務所

Mail  info@mizunoue.com

【水ノ上成彰 事務所】 
〒592-8348
堺市西区浜寺諏訪森町中3丁272-2
TEL 072-263-0333
FAX 072-263-0334