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水ノ上成彰は堺市西区選出の堺市議会議員。

TEL. 072-263-0333

〒592-8348 堺市西区浜寺諏訪森町中3丁272-2

堺市議会報告 議会発言集CONCEPT

平成28年12月13日 建設委員会

*中心市街地活性化・・・市民交流広場について

水ノ上 委員  おはようございます。大阪維新の会の水ノ上でございます。

 きょう私のほうから、この建設委員会の質問は一問でございまして、さきの大綱質疑の中で中心市街地活性化のことについて議論をいたしました。その続きといいますか、そのときに議論をしなかった点、主に市民交流広場のことについていろいろと皆様方と議論したいと、このように思っております。

 この中心市街地活性化、190ヘクタール、まさにこの活性化が堺市の再生の鍵を握ってると言っても過言ではないと、このように思っております。その点におきましては皆様方と意識を共有してるのかなというふうに思っております。その中で、さきの大綱質疑ではジョルノビル、芸文ホール、また利晶の杜について議論をしてまいりました。

 そこでまず、そもそもですが、この堺市中心市街地活性化基本計画の中で本市の玄関口ということが何度か出てきております。本市の玄関口というのはどこに当たるのでしょうか、お答えいただきたいと思います。

◎休場 都心まちづくり課長  本市の玄関口についてでございます。本市のマスタープランにおきましては、都心地域のうち堺東駅周辺地域を広域的な都市圏の中枢を担う政令指定都市の堺の玄関口としまして、また堺駅周辺地域を観光インバウンド、国際交流等の玄関  口としてそれぞれ位置づけております。以上でございます。

水ノ上 委員  また、その中でどのようなまちづくりを進めていく予定ですか。   

◎休場 都心まちづくり課長  そういった中で中心市街地におきましては堺東駅周辺地域及び堺駅周辺地域を中心としまして、多様な都市機能の集積、また、町なか居住の促進によりましてさまざまな目的を持った来街者の増加を図るとともに、中心市街地の内外にわたる歴史文化資源を活用した新たな都市魅力の創出を図って、まちの顔づくりを推進してまいりたいと考えてございます。以上でございます。

水ノ上 委員  御答弁のとおり、この堺市には堺東と堺駅という2つの玄関口があるということだそうです。そして、この190ヘクタールの中で町なか居住の促進をしていこうと。これ、さきの大綱質疑でもいろいろありまして、この町なか居住の促進についてお聞かせいただきたいと思いますが、この190ヘクタールの中心市街地における人口の状況、推移等はどうなっているでしょうか、お答えいただきたいと思います。

◎休場 都心まちづくり課長  中心市街地における人口につきましては、基本計画の中でもお示ししておりますが、中心市街地においては近年のマンション開発の影響を受けまして、人口及び世帯数は増加傾向にございます。平成25年度の中心市街地の人口につきましては約1万6,900人となっておりまして、最近の主な大規模マンションといたしまして、平成21年12月に完成しました堺東ビューモで330戸、平成23年2月完成いたしましたパークシティ堺東タワーズブライト、これが290戸などの建設によるところにございます。以上でございます。

水ノ上 委員  この基本計画の中にもありますとおり、人口は平成10年におきましては1万2,462人、平成25年におきましては、今御答弁ありました1万6,906人ということで、15年にわたって約何%ですか、三十数%伸びてるということで、その間、今も御答弁ありましたが、数々の大規模マンションが建って、この町なかの住民がふえているということであります。

 ただ、都心にマンションを建てて高密化する、促進することだけがにぎわいを促進するというわけではありませんし、堺市はもともと大阪市の衛星都市としての機能も持っているということで、堺の中を毎日、鉄道や高速道路でスルーするだけの人も数多くいらっしゃいます。現在、大阪市では梅田、難波、天王寺などの大規模な拠点再構築が行われておりまして、大阪都市圏での拠点間競争は非常に厳しい状況、厳しさを増してる。また、北摂の衛星都市においてもその都市間競争ということで厳しさを増してると。

 堺市においては駅前に高層マンションがふえ、今度建てかえを予想されるジョルノビルもそうなんですけれども、その居住は、常に大阪で活動して堺には寝るだけ、寝に帰るだけ、買い物は車を使って郊外のアウトレット、また大阪市へ行くということになりつつあるという感じがいたします。なぜかといいますと、この平成10年から以降、ダイエーが平成13年に撤退をいたしました。また、平成23年にイトーヨーカドー、堺駅前のイトーヨーカドーが撤退をいたしました。このように総合的なスーパーマーケットが撤退をしてる。

 かわりに、かわりと言ったら何ですけれども、食料品中心のスーパーが残っているというところで、そういうにぎわいというところから、人口はおるけれども、その活動は郊外に行っている、そういう兆しがあります。

 また、銀座商店街におきましても昔からの老舗がどんどん消えて、チェーン店がふえていってる、そういうことも1つのあらわれかなと、このように思っています。

 そういう中で、そういうことも加味した上で、皆様方はこの190ヘクタールの中心市街地の活性化ということを念頭に置かれてるんだと思いますけれども、そこで、そのきょうは市民交流広場ですが、この市民交流広場の計画概要及び事業費についてお答えいただきたいと思います。

◎休場 都心まちづくり課長  市民交流広場整備事業につきましては、中心市街地の活性化に向けてまちのにぎわいを創出する交流の場、市民が親しみを持てる憩いの場として市役所前から合同庁舎前までを一体的に広場として整備するものでございます。

 合同庁舎前市民交流広場につきましては既に整備が完了し、現在は市役所前市民交流広場工事(第1工区)に着手しているところでございます。

 整備費としましては、既に完了している合同庁舎前広場の用地取得と整備工事で約5億5,000万円と市役所前の整備工事(第1工区)で約2億7,000万円で、合わせて約8億2,000万円でございます。

 なお、現在実施設計中の市役所前西側の整備工事(第2工区)については含んでございません。以上でございます。

水ノ上 委員  現在のところ、かなり、8億2,000万円ですか、の予算を使って整備をしてる。なお、これ、それが終われば第2工区の工事も行われるということですが、市役所前市民交流広場整備工事の第2工区の整備とはどんなもんでしょうか。

◎休場 都心まちづくり課長  市役所前市民交流広場整備工事のうちの第2工区でございますが、市役所前西側の旧の平面駐車場の区域及びプロムナード整備を行うところでございます。以上でございます。

水ノ上 委員  これらの整備スケジュールについてお答えください。        

◎休場 都心まちづくり課長  市民交流広場につきましては、先ほども申しましたが、平成27年5月に合同庁舎前広場をオープンいたしました。今年度は市役所前市民交流広場整備工事(第1工区)としまして、瓦町5号線より東側の区域で工事に着手し、旧の平面駐車場より東側の部分の整備を進めているところでございます。

 第1工区完成後は残りの第2工区の整備とジョルノビルの再開発事業に伴うペデストリアンデッキからつながるデッキ整備を行いまして、再開発ビルがオープンする平成32年度に全面完成する予定でございます。以上でございます。

水ノ上 委員  第1工区の工事は今ちょうど行われておりまして、見てわかります。先ほどの御答弁でもありました第2工区の整備としてプロムナードが整備されるということですけれども、このプロムナードとはどんなもんでしょうか。

◎休場 都心まちづくり課長  プロムナードは人と自転車が通行できる空間として市民交流広場と一体的に整備を行おうとするものでございます。以上でございます。

水ノ上 委員  具体的にはどこの場所を指してるんでしょうか。          

◎休場 都心まちづくり課長  市役所と裁判所の間の現在一方通行の瓦町5号線の部分でございます。以上でございます。

水ノ上 委員  ちょっとぼやけて見えにくい図なんですけれども、赤の線、この赤の線から右が市役所、左が合同庁舎で、その赤の線が瓦町5号線ということで、御答弁にありましたとおり、この瓦町5号線をプロムナードとするということです。プロムナードとするということは、御答弁にありましたように、人と自転車が通行できる空間とするということですから、車は通さない、廃道とするということになろうかと思いますが、廃道を予定しておりますこの瓦町5号線の交通量及び廃道後の周辺への影響はどのようになるか、お答えいただきたいと思います。

◎休場 都心まちづくり課長  瓦町5号線の交通量につきましては、平成26年5月に調査をしてございまして、平日の午前7時から午後7時までの調査におきましては平均値としまして1,816台でございます。また、休日につきましては599台でございます。

 廃道後の影響についてですが、瓦町5号線を通行していました交通量のうち、瓦町18号線の西から瓦町5号線を通って大阪和泉泉南線に抜けていた車両などの交通が瓦町18号線の東から抜けることになりますので、瓦町18号線の交通量に影響があると考えております。以上でございます。

水ノ上 委員  この瓦町5号線は、先ほど申し上げたとおり市役所と合同庁舎、また裁判所ですか、の間に挟まれてる通りでありまして、特に民地等はありません。その道を廃道とすると、それは市民交流広場を一体化するために廃道を計画されてるということなんですが、この将来の市民芸文ホールにつなぐという意味もあるんでしょうけれども、この瓦町18号線との交差点を過ぎると道がありません。単なる行きどまりとは言いませんけれども、そこでとまってしまう、プロムナードはそこでとまってしまいます。

 また、この車の渋滞ということも非常に懸念されると。現在でも先ほど御答弁にありましたとおり、1,800台以上が平日通っております。休日は600台程度ですけれども、平日の1,800台というのは少ない交通量ではありません。また、現在も合同庁舎に入るための車、そして市役所に入る車、また斜め前にはダイワロイネットというホテルもありまして、非常に混雑、今でも混雑をしてるところであります。

 その、それにもかかわらず、これを市民交流広場のために廃道をするということにつきまして、明らかに都市機能が低下するのではないかと、このように思います。そもそも堺市役所の駐車場、地下におりる駐車場は上りと下りが交差できない、上りが行ってるときは下りはとめる、下りが行くときは上りをとめると、一方通行で、そういう意味で欠陥駐車場と言ってもいいかな、スムーズに交差ができない。そういうところから駐車場に入る車、非常に混雑をしてるというところ。それで廃道にすれば、ますますそういうことになるんではないかというふうに思います。

 そこで、この瓦町5号線について、廃道してまでも市民交流広場を一体化する、そういう、そこの理由についてお答えいただきたいと思います。

◎休場 都心まちづくり課長  現在整備します市民交流広場につきましては、やはり中心市街地の活性化を進めるに当たってにぎわいと交流を創出していく施設でございます。そのにぎわいをやはり南のほうにもつなげていきたいということで、市民交流広場と一体となったプロムナード整備を考えているところでございます。以上でございます。

水ノ上 委員  にぎわいと一体となる、にぎわいを起こすために広場を一体化すると、この瓦町5号線を廃道にしなければにぎわいがなくなるのかといえば、そんなことはないと思うんですね。この市民交流広場については今まで多く利用されているということですけれども、その利用は土曜日、日曜日、祝日が主でありまして、平日は場所柄、大きな音を出せるわけでもありませんし、それほど若者がざわざわするということではありません。ですから、土・日・祝が主に、今後ともそうなっていくというふうに思いますが。

 一方、この瓦町5号線につきましては、平日は非常に利用が高いが、休日は利用は少ない。そういうところから、何も廃道にすることなく平日は今までどおり使用して、土日だけここを車を不通にする、それだけでも十分この交流広場の目的は果たせると思いますし、また、市民の車を通すということもできるし、また、駐車場の混雑の緩和もできると、このように思いますが。

 そこで局長にお聞きしたいと思いますけれども、そういうことを鑑みて、この今現在進めておられるこの市民交流広場の整備、そして廃道、また駐車場問題等々考えますと、市民の駐車場、車の混雑が認められるし、広場につきましてもそれほど大きな影響はないと思いますけれども、この道をどうしても廃道にして市民交流広場を整備する、そういうお考えでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。

◎島田 建築都市局長  委員も今御指摘ありましたけども、土日は車をとめてというような、不通にしてやれば十分だという御意見もありましたけども、それから言いましても、やはり広場の利用の利用勝手を考えますと、やはり一体的に利用するほうがより効果のある広場になるというふうに考えておりまして、土日だけとめるという場合も含めて、やはり廃道というのはした計画をすべきやと考えております。以上でございます。

水ノ上 委員  先ほど申し上げたとおり、廃道にするしないにかかわらず、その広場ににぎわう人の数というのは大きく左右しない、このように思います。土日を閉めてしまえば、特に土日利用者が多いんで、車の心配もありませんしということです。

 これ今後、これ進めるに当たりまして、特にちょっと先に、最初に聞いておきたいんですけれども、廃道に至るまでにはどんな手続が必要なのか、まずお答えいただきたいと思います。

◎休場 都心まちづくり課長  廃道につきましては今後も地元の方々に説明を行い、御理解を得ていくとともに、警察などの関係機関との協議の上、議会の議決を得ていくことになります。以上でございます。

水ノ上 委員  そこで1つお伺いしたいんですけれども、地元の理解はどの程度高まってるんでしょうか。

◎休場 都心まちづくり課長  地元の方々につきましてはさまざまな御意見がございまして、廃道については反対の意向もあるのは、今の現時点ではそういったところでございます。今後もますますそういった交通環境、広場のにぎわい、プロムナードの機能とか、いろいろ説明を行いながら理解を得てまいりたいと考えてございます。以上でございます。

水ノ上 委員  地元の理解はもちろんのこと、地元以外で我々、最終的には議会の承認も要るということで、我々のお聞きする市民の皆様方の声も正確に反映していく必要があろうかと、このように思います。今のところ廃道することによって、その車が通れない、そして駐車場がいっぱいなって、この瓦町18号線が大きく混雑をするということが見込まれている以上、今の計画ではなかなか厳しいのではないかと、このように私は思っております。

 この市民交流広場についてですけれども、これでいけば、その瓦町、南瓦町ですか、市民会館、市役所があるあたりについての、これ、にぎやかにすると。ただ、北側の中瓦町2丁、そして北瓦町2丁と、堺東におりましたら真っ先に目に入ってくる光景ですけれども、これについては初めて堺を訪れた方々から、政令指定都市の玄関口としていぶかるような意見もございます。そういうところから、ここの活性化も非常に必要だと、このように思いますが、市民交流広場におけるイベントの実施が、この北側の商店街のにぎわいにどうつながるのか、お聞かせいただきたいと思います。

◎休場 都心まちづくり課長  市民交流広場につきましては、昨年度に堺市市民交流広場条例を施行いたしまして、誰もが利用しやすい公の施設としたところでございます。条例施行後につきましては、市民などが主催するさまざまな活動に利用されるなど、多数のイベントが開催されまして、中心市街地のにぎわいに寄与しているところでございます。その中で商店街と連携したイベントなども実施されておりまして、このような取り組みを促進することで商店街のさらなるにぎわい創出にもつなげてまいりたいと考えております。以上でございます。

水ノ上 委員  この市民交流広場をにぎわせて、中心市街地のにぎわいに寄与する。そして、そこの商店街のさらなるにぎわいの創出も行うというお答えでしたけれども、ここで市長にお聞かせいただきたいと思いますが、もともと市長のこの決断によって、この中瓦町2丁の開発はとまったと。今、計画されてるのは博愛ビルの建てかえを考えられておりますけれども、それ以外の中瓦町2丁、また、その北側の北瓦町2丁については従来のまま。そして、この堺東の駅をおりたら、真っ先に目に飛び込むこの銀座商店街あたりが昔と何も変わっていないという状況を目にいたします。

 確かにここには人はたくさんいらっしゃいますが、昔の活況というまではいきませんし、商店街の皆様方がそれぞれ努力されてるのもよく存じております。ただ、やはり堺全体を活性化するためには、このここを根本的に活性化していく、手を入れることがなければ、ほかの地域にもなかなか波及ができないのではないかと思いますが、その点について市長、この中瓦町2丁、北瓦町2丁の開発についてどのようなお考えでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。

◎竹山 市長  中心市街地の顔づくりを進めていくためには、都心における大規模なにぎわいの空間とかふれあい空間として整備する市民交流広場につきましては、まちのにぎわいを創出する必要な施設だというふうに思っております。現に合同庁舎前の第1期の整備におきまして、いろいろな人が合同庁舎前でイベントをしていただいたりしてます。そして、御指摘のように商業者の皆さんも非常に、ある意味で若手が頑張っていただきまして、ガシ横マーケット、そしてガシバル等々のイベントをしていただいてます。それが相乗効果を上げてるんじゃないかというふうに思っております。

 大綱質疑の中でも水ノ上議員がお示しいただきましたように、堺市の地価もそろそろ反転しております。去年あたりから反転して、ことしはもう反転、公示上昇というところが来ております。そういったものもこの整備がしっかりとやっていってるというふうな私どもの決意のあらわれではないかというふうに思っております。

 市道瓦町5号線は楽しく快適に歩けるプロムナードとして整備することによりまして、広場のにぎわいを市役所の南側にも誘導して、駅から堺市民芸術文化ホールに至る地域全体の活性化を図るようにしていきたいというふうに思っております。もちろん御指摘のように地元の理解もしっかりと得たいというふうに思ってます。

 その中で、堺東駅前の商店街についても大事なところでございますので、商業者の皆さんのいろんな自主的なイベントと連携しながら、地域における市も協働した取り組みをしていきたいと思ってます。若手商業者が中心となって、ガシ横と呼ばれてるエリアにつきましては、市場の建築物の更新や幹線道路沿道のアーケード整備などを検討されてるところでございます。民間活力を活用した博愛ビルの建てかえを契機といたしまして、私どもが現在行われてる公民協働のまちづくりをより発展させていきたいと思っております。大阪和泉泉南線沿道の建築物の建てかえや商店街の更新についても積極的に促進していきたい、そのように思っております。全体として堺の表玄関をしっかりと整備していく、そして、ひいては堺全体が活性化する、そういうふうなまちづくりをしていきたいと思っております。以上でございます。

水ノ上 委員  市長に全体的な御答弁もいただきました。商店街中心としたこの地域、非常に権利関係も複雑と聞いておりますし、一長一短にはいかないというのはわかっておりますが、それでもなお市長には6年前、7年前ですか、この中瓦町2丁目地区の開発をとめた。その中で商店街の方々は、あのときは非常に残念な思いをした。しかし、それはそれとして何とか、いつまでもそれにこだわってるわけにいかない、何とか前に行かなきゃならないということで、それぞれが努力をして今の形があるということです。

 ただ、この堺東が堺市の顔であるならば、ここにやはり年間、ほっといても100万人とかね、その梅田や、難波や、そして今や天王寺、非常にハルカスとかてんしば等々で非常に人が集まるところ、それにも比したような場所をつくって、そこから公共交通網を整備をして、利晶の杜、芸文ホール、また大浜北町等々、人を呼び寄せるようなことをつくらなあかん。

 大綱でも申し上げましたとおり、点と線と面があると。点がいろいろつくられてるけれども、そこをしっかりと公共交通、LRT、BRTも含めて検討して結ぶ。そして、大阪市の大規模拠点のような民間が来るような、そういう仕掛けをしなければ、この190ヘクタールは点だけでは先ほど冒頭に申し上げたとおり、大阪市の衛星都市として寝に帰るだけの都市になりかねないということだと思います。

 そういう点、皆様のいろいろと御検討だと思いますけれども、先ほどの駐車場とか、その瓦町5号線1つとっても大きな市民の皆さん方に負担、また影響があるんだと、そのためには進めるのであれば、どうすれば市民の皆様方の負担をなくすことができるのか、そういうことも重々検討をし、もし市民の皆様方に御負担が、この市民交流広場のメリット面を超えるのであれば、そういうことも先ほど申し上げたとおり、廃道も一旦白紙に戻して土日だけの不通にするとか、そういうことも考える必要があろうと思います。廃道ありきではなくて、市民の皆さんの意見をしっかりと聞いた上で進めていただきたい、このように思います。

 以上で私の質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。

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